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岡田です。
◆参加者からの相談メール
私は、相手から言われた言葉を、
そのまま受け止めてしまうクセが染みついているので
会話を盛り上げられない事が多々あります。
言われた言葉をそのまま受け止め、
何か上手い返しをしよう、良い言葉を言おう
と考えてしまい、場を盛り下げるような感じです。
会話の返しのなかで、
いかにその部分を矯正して、
ユーモア溢れる言葉が、自然とでてくるように
まずは、意識を変えなければいけないと、
強く感じています。
また、普段、プライドや体裁を気にしている自分がいるので
それも「言葉を真に受ける」「上手な切り替えしが出来ない」
大きな原因だと、考えています。
岡田先生のおかげで、私が、人を魅了する会話を
手に入れるために、欠落している部分が明白になってきました。
そこでお願いがあるのですが、
これらを効率的に矯正するためには
どういったマインドセットが
最重要になってくるか教えて頂けますか？
◇岡田の答え
具体的な、会話方法を、強化していく場合
マインドセットに拘ると、成長が遅くなるときがある。
確かに、マインドセットは、とても大事だ。
「私は、相手から言われた言葉を、
そのまま受け止めてしまうクセ」
にしても、
「物事の受け止め方を、全てポジティブにする」
「常に、相手を楽しませる意識を持つ」
という点を、自分のモノにすれば、
悪い癖はなくなり、魅力的な男になっていく。
「プライドや体裁を気にしている自分」
にしてもそうだ。
「自分ベクトルの思考ではなく、
相手にベクトルを向けて、対峙会話をする」
「自分を、良く見せようと考えない」
という意識を自分のモノにすれば、
つまらないプライドは消え去り、
余裕のあるコミュニケーションが可能になるので
逆に、懐の広い男に、映りだす。
だが、しかしだ、
そういった思考、マインドセットを
強く意識したところで、
「では、それをどう会話に置換するのか？」
と言う点が解っていなければ、意味をなさない。
正確には、意味がないということはないが、
非常に、遠回りをすることになる。
だから、会話方法を矯正していくには
実践レベルで、話し方を、変えていく事が、必要がある
例えば、相手に「突っ込ませる技術」
「●●さん、頭良さそう」
などに対して、真に受けてまともに切り返すのではなく
「オレなー、オレ、天才的に頭いいからなー」
など、相手が突っ込みを入れやすい言葉を与える
「●●さん、いい人」
に対しても
「そそ、オレ信じられないくらい、いい人よ」
など、相手が突っ込みを入れやすい言葉を与える
このパターンだと、大抵、相手が
「いや、そこまで言ってないから笑」
とか
「言いますねー」
などの、返しをしてくるので
「いや、そこまで言ってないから笑」
に対しては
「やかましいわ笑 もっと褒めろよ」
「言いますねー」
に対しては
「そうね、そういうとこあるねオレ」
などで、更に、大きな笑を誘う。
万一、相手が真に受けるタイプの場合は
「いや、弄ってよ笑」
「間に抜けるなよ、変な感じになるだろ笑」
で素早くフォローする。
さらに、その切り替えしに
「やかましいわ笑 もっと褒めろよ」
といった、やや「すり替えの要素」が入っていると
相手との「距離感縮め」に加えて
「立場決定」までもが出来る。
実は、こういった
「一見意味を持たない言葉の集合」
によって、あなたの印象が、決まる。
「そういう会話をしてもOKな人」
と認知されるからだ。
その認知が成されて、初めて
「相手が真剣に考えている会話題材（フック会話）」
において、肯定や、感性の一致、を行うことで
あなたに対して、強烈なギャップを、感じるのだ。
それはそのまま、男の魅力になる。
あなたが、そうなように、
誰だって、人と楽しく会話したいと考えている
フランクに、バカ話が出来る方を、好む。
その下地を作るためには、
「具体的な会話」を実践していき、
「言い方の感覚」を掴む方が、
正しいマインドセットを追い求めるよりも
遥かに早く成長したりする。
そして、その感覚を掴んだとき、
自然と、正しいマインドセットは、なされている。
これこそが、私が「実録音声」を重視する、所為だ。
「言葉」は誰にでも、平等に与えられた武器だ。
その武器の、正しい使い方を覚える事。
そうすれば、人生が、未来が、変わる。
ありがとうございました。
岡田
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