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参加者に気づかされた事

岡田です。

今回の相談は、私自身、
大きな気づきがありましたので
シェアします。

■参加者からの相談メール

岡田さん

お世話になっております。==です。
1つ、質問をお願いします。

アプローチの仕掛けのユーモアで、
ある程度ターゲットの女性と会話ができる状態になった、
次のステップの目標・狙い・引き出すべき反応等は何になるのでしょうか?

私の場合、アプローチは以下の通り、
ロストアプローチをベースに、
会話の組み立てを工夫しながら展開しています。
『すみません。この辺で、このくらいのマウンテンゴリラを見ませんでした?』
『ペットなんですけど、散歩してたらどっか行っちゃって』
『お姉さん知ってそうだったんで。バナナ臭かったんで。バナナ持ってますよね?』
『俺の鼻がおかしい感じですかね。馬鹿にしてます?』

ターゲットのプットによって展開が変わるケースは多々あります。

基本的に、この4カードを柱として切ってます。

この4カードである程度、笑わせた後、私が切る次のカードは

『今、何してる?』です。

これに対しての返答で、軽くいじった直後、
連れ出しのオファーをする流れが多いです。

当然、断られますし、その後はわちゃわちゃと会話して
再度、オファーをしても断られるケースがほとんどです。

自分のなかで、オファーのタイミングは何となく早い感覚があります。
第一、何の狙いもなく、ノー・プランでオファーをしている感覚があります。

もし、アプローチ・ネタで会話ができる状態になった、
次のステップの目標・狙い・引き出すべき反応等があれば教えて頂けると幸いです。

それに向けての、導入の会話等の具体例もあると非常に助かります。

あるいはアプローチ技術を高めるに向けて、
疑問の方向性が間違っていたら、ご指摘下さい。

返信はお手隙の際で構いません。、宜しくお願い致します。

□岡田の答え

今回、この相談者のメールを読んでいて、
私が、最初に感じたこと。

それは
「なんか、もったいないな」
という点だ。

そして、彼が独自に編み出した
会話カードをを添削しているうちに
(質問の趣旨とは異なるが)
その「もったいないな」の理由が
私自身、明確になった。

なので、今回、長文になるが説明していく。

恐らく、連れ出しが出来る人、出来ない人。

の決定的な違いであり、
あなた自身、大きな気づきがあるはずだ。

私が最初に感じたのは、
ペンギンを「マウンテンゴリラ」に変えて
ロストアプローチとして使って、
そこに合う二の矢、三の矢のユーモアを
テストしながら、絞っている。

この流れは、素晴らしい。是非、
磨き続けて欲しい。

しかし
「基本的に、この4カードを柱として切ってます。
この4カードである程度、笑わせた後、私が切る次のカードは
『今、何してる?』です。」

この一文を読んだとき
私は、「???」となった。

 「基本的に、この4カードを柱として切ってます。
この4カードである程度、笑わせた後、私が切る次のカードは

『今、何してる?』です。」

この部分において、なぜ、
繋がりを「わざわざ」無くすのだろう?
そこがわからなかったのだ。

彼のロストアプローチを見させていただいて
私がすぐにイメージした会話は、こんな感じだ。

・ゴリラ見た、見てない、バナナどうのこうの。
のくだりから
「俺の話しがおかしいのかな?もしかしてリンゴ派?
リンゴは好き?好きだよね、じゃあ見たよねゴリラ」
の方が会話が「なぜそうなる?」の
ツッコミを引き出しやすく、
相手を巻き込んだ会話の伸びをだすことができる。

そして、会話が伸びると、
「次」は自然に出てくる。

例えば
「リンゴ好き」と答えた相手に対して、
「わかるリンゴ好きだわー、
カワむくは?えむくの?どうやってむくの?
こう回す?あーわかるわかる。

あの最初剥く時はそんな気ないのに、剥いてるといつの間にか、
この繋がったカワは絶対に切らないぞって
決意が固まってくるよね。」

といった「アホなあるある話」の展開とか
もしも「リンゴが嫌い」だったら
「え、リンゴが嫌い?、もしかして赤ずきんちゃん?

え、聞きたいリンゴが嫌いになったストーリー、
だって相当だよリンゴが嫌いって。青森嫌いってことだからね」

みたいな伸ばし方。
「用意したカードを使って
笑わせた後、どう展開するか?」

この思考が、そもそも、私には存在しないのだ。
それよりも、こちらが仕掛けたユーモアから
いかに会話を爆発させ、伸ばしていくか。

にしか興味が無い。

今回、その大きな違いに、気づいたのだ。

・・・何がいいたいかというと、
「ココまで着ました。では次どうすれば?」
の思考は、一切していない、ということ。

「会話が楽しければ、付いてくるだって楽しいんだから。」
この理屈が、いつだって、私の中に基本として存在しているのだ。

会話が爆発的に盛り上がれば、
オファーへの展開どうこう以前に
相手の中に
「楽しい、もっと話していたい」
が勝手に生まれるので、
多少下手な流れだとしても、ついてくるのだ。

だからこそ、この相談者の様に
アプローチの入り口が安定してきたプレーヤーはぜひ、
「そこからどうオファー展開すればいいのか」の思考ではなく、
・さらに、もう一段階大きく会話を伸ばすには?

・そしてさらに、飽きがくる前に、微妙に話題をかえつつ、
会話を伸ばすには?

この2点に絞って、注力すると、
結果が一気についてくるようになる。

今は、オファー展開をしようと
自ら、その勢いを殺している状態。

そうではなく、
勢いをどんどん付けながら、
絶妙に話題を変えていくスキル。

ここを磨いていこう。

オタク気質の私としては
今回は、衝撃的な気づきだった。

この相談者に心より感謝。
ありがとうございました。

岡田尚也

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コミュニケーションの本質、そして
TAVの答え。ともいえる1本だ。